脱・コモディティ 〜AI時代の働き方〜

元データアナリスト、現在某ダイレクト系企業の自称マーケター。自身がコモディティ人材(代替可能な人材)にならぬよう戒めとして、日々の気づきをメモしていきます。

ファンマーケティングの社内浸透

最近社内で流行っているバズワードの一つ。

 

「ファンマーケティング

 佐藤尚之氏の著書である”ファンベース”が課題図書になったりしてます笑

 



自分なりのサマリとしては

  1. バズらせるようなスポットの短期的な話題作り”だけ”ではNG!
  2. ファンを増やすために共感、愛着、信頼の3つをそれぞれ強化するようなことを継続的にやりましょう

結果、それぞれの貯金が貯まっていきリターン(2回目3回目の購入)も増えていくでしょうということ。

 

しかし・・・!

 

2番目に書いた、”共感愛着信頼の3つを強化すること”ですが、まず最初に”施策”として考えてはいけないと思います。

 

というのも社内メンバーでブレストすると、以下のような内容がメイン出てきます。

「顧客にファンになってもらうためには何の施策をやるべきか?」というお題で。

 

  • 顧客を集めたイベントやりましょう!
  • 顧客のアニバーサリーに何かプレゼントしましょう!
  • 社員の顔を出した施策をしましょう!
  • 商品の開発過程を見える化してコンテンツ化しましょう!
  • などなど・・・

 これだとお客様側から見てもミエミエな訳で、しかもスポット施策な訳で・・・・。

 

なので、まず考えねばならないことは

  1. 自社の商品やサービス(≒ブランド)はどのようなストーリーを持っているのか? 言い換えれば、何のために存在するブランドなのか? の再定義・可視化
  2. その上で、どのような”ヒト”に使っていただきたいのか? の再定義・可視化
  3. そのブレない軸を持った上で、施策の検討

特に2番目は、

  • 一緒に等身大同士でサービスを作ってくれる”ヒト”
  • ブランドに憧れを抱いてくれる”ヒト”
  • ブランドがちょっと頼りないので応援してくれる”ヒト”
  • ブランドに所属する社員の誰かのファンになってくれる”ヒト”

などなど定義方法は沢山あると思いますが、ここがブレるとやっぱりダメな気がします。4番目はヒトが商材になるサービスではこういう考え方もありかなと。

 

この2番目まで決まったら、その軸をベースに考えて施策を検討していければと思っています。

 

本日は以上です。脱・コモデティ!!